2016春ゼミ合宿:大学セミナーハウス(八王子)

2月22日〜23日の2日間、八王子にある大学セミナーハウスでゼミ合宿を実施しました。4月より配属予定の1年生も参加し、2年生から4年生さらには卒業生2名を含めた総勢56名が参加しました。短期間ながら、大変に密度の濃い充実したゼミ合宿となりました。

今回のグループワークのお題は「問題定義・問題解決」。東洋大学では、株式会社朝日ネットが提供する manaba の出席管理機能を利用できますが、利用の現場ではさまざまな「問題」があります。その「問題」を解くにあたり、そもそも誰の問題を解くべきなのか、どの範囲で問題を捉えるのか、その問題の背後にある目的は何かなど、根本的なところに目を向けて問題を定義しなければ、コインの裏返し的な施策となってしまい、本質的な問題解決には至りません。

このようなことを意識しながら、野中扮する様々な「関係者」に学生がインタビューして情報を集め、整理し、議論し、解決すべき問題を定義し、目標の状態を実現するITソリューションおよび各種施策の提案をまとめるというグループワークを実施しました。予算の制約はいったん外し、しかし、利用可能なITソリューションの選択肢は3社に絞ることで、ゼロベースながらも実現可能なプランを考えてもらいました。超短納期にもかかわらず、独創的で質の高い提案が出され、どれも面白い提案内容でした。

そして、最後は恒例のプレゼンバトル。各チームのメンバーが先鋒戦から大将戦に散っていき、自分たちの提案の良さをプレゼンし、質疑に答え、ポイントをそれぞれ獲得していくという野中ゼミ合宿ではお馴染みの形式。時間の制約もあって短時間の議論となってしまいましたが、プレゼン慣れした学生の発表は「さすが!」と唸らせるレベル。最後は4女チームが優勝、4男チームが準優勝となり、結果的には卒業生に花を持たせた格好になりました。

また、2年生の合宿係が中心となって、学生同士の交流を深めるアイスブレイクを実施しました。ゲーム性がうまく織り込まれた企画で、学生がお互いを知る良いきっかけとなりました。オンとオフの切り替えを大事にしながら、高い意識で参加してくれたゼミ生の皆さん、企画から運営までしっかり手がけてくれた合宿担当の皆さん、忙しいなかをご参加いただいた卒業生のお二人、皆さんのおかげで今回も良いゼミ合宿となりました。皆さん、ありがとう!