株式会社SHIFT 訪問

2016年最後のゼミは、株式会社SHIFT様を訪問しました。丹下大 代表取締役社長のお話を拝聴したのち、職場見学、ソフトウェアテスト能力を測るCAT検定とエンジニア適性検査の受検、さらには社員の方々と学生が話をする機会を設けていただくなど、盛り沢山のプログラムをご提供いただき、刺激の多い訪問となりました。

丹下社長のお話では、どのような経緯で、どのような思いを込めて株式会社SHIFTを起業し、どのような考えで「ソフトウェアの品質保証とテスト事業」を中核事業とするに至ったのかについてご説明いただきました。さらに、大学で学び、これから社会へ出て行く学生に向けて、丹下社長がこれまで大事にしてきたことや人生観などについて熱く語っていただきました。経営者の方の事業観と人生観を、これだけの至近距離で伺うのは多くの学生には初めてのことであり、非常に刺激的で、大変に有意義な機会となりました。

また、SHIFT社オリジナルのCAT検定を全員で受検し、仕事としてのソフトウェアテスト業務の一端を体験しました。慣れない作業に四苦八苦する学生が多いなか、SHIFT社の採用基準をクリアするスコアを叩き出した学生が出るなど、ゲーム感覚で楽しい体験ができました。エンジニア適性検査でも、何人かの学生は高いスコアを獲得することができ、これまで気づいていなかった自分の潜在能力を知るよい機会となりました。

職場見学では、創造性をかきたてられる素敵なデザインの会議室を拝見したり、丹下社長の執務席に鎮座する「タンゲロイド」に出会ったり、テスト真っ最中の社員の方の働きぶりを垣間見たり、クラウドテスト管理ツール「CAT」に生産管理の考え方を感じとったりなど、文系の学生にはイメージしにくい「ITの仕事」を具体的に知ることができました。社員の方との懇談の時間も設けていただき、ざっくばらんな相談にも気さくにご対応いただきました。

株式会社SHIFT様にはこのような貴重な機会を設けていただき、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。