ソニー株式会社訪問

ゼミ3年生のプロジェクト研究の一環としてソニー株式会社を訪問し、FeliCa事業部 事業戦略部2Gp 統括課長の柴本悟郎様および同事業部 チーフソフトウェアエンジニアの栗田太郎様に、ソニーのFeliCa事業およびフェリカネットワークス社の事業、ならびにFeliCaの概要についてお話を伺いました。

交通系や流通系ICカードの通信技術として国内で広く普及しているFeliCa。2016年10月にiPhone7がFeliCaに対応したニュースは大いに注目されました。FeliCaの特徴として、高速処理、高セキュリティ、マルチアプリケーション、信頼性などを挙げることができ、これらの特徴を活かしたサービスが国内外で提供されています。また、FeliCaをプラットフォームとしたエコシステムが形成されており、他社のサービス基盤としても広く活用されています。

こうしたエコシステムを形成する過程には、さまざまな要素があったと思われます。例えば、交通乗車券や電子マネーはもちろんのこと、FeliCa技術のスイートスポットとなるアプリケーション分野を、ソニーグループ内のさまざまな事業との関わりの中で見いだすことができたことや、関わりのある事業をあえてアンバンドリングしていったことなどが挙げられます。品質のよいソフトウェアを開発できる組織能力も見逃せません。また、社会全体の「潮目」にうまく乗れたという偶然の要素もあったことでしょう。ヒアリングでは、このようなことなどを幅広くお伺いしました。

ヒアリングの成果は、12月に開催される学内の経営学会研究発表大会でゼミ3年生が発表する予定です。まだ研究に着手したばかりの学生に、優しく分かりやすくご説明いただき、大変に良い刺激を頂戴しました。柴本様と栗田様には、この場を借りて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。