富士通デジタル・トランスフォーメーション・センター訪問

富士通デジタル・トランスフォーメーション・センター様をゼミで訪問しました。 世界貿易センタービル30階からお台場を望むリラックスした空間の中で、同社の皆さまの手厚いサポートを受けながら、デジタル革新に向けた共創ワークショップを体験しました。

ワークショップへのインプットとして、はじめに、富士通の最新テクノロジーをご紹介いただきました。ダイバーシティ・コミュニケーションツール LiveTalk、IoTメジャー hakaruno、金属や液体の製品にも使用できるRFIDタグ、世界体操で使われている採点支援システム、電子ペーパー クアデルノなどに実際に触れ、これらのツールがビジネスの現場や社会の中でどのように利用され、ユーザ体験や働き方をどのように変革しているのかを実感することができました。特に、交換留学生がドイツ語で話した内容が日本語や英語などへとリアルタイムに翻訳される様子を見て、コミュニケーションの促進に役立つことを実感できました。

続いて、「キャンパスライフをより豊かにする」というお題で、5人一組でのワークショップを実施しました。デザイン・アプローチの手法を用いたワークショップで、学生が興味を持ったインスピレーションカードをグループのインタラクティブボードへと送り、手書きのメモなども取り込みながらアイデアをまとめていくというワークを実施しました。最後には各グループがプレゼンテーションを行い、共創による学びの実現、コミュニケーションの充実、学生生活のストレス解消など、さまざまなアイデアが提案されました。

ゼミでは日頃からグループワーク形式で議論を行っていますが、これほどにデジタル技術を駆使したワークショップを行ったのは始めてで、非常に興味深い体験となりました。このような有意義な場を実現してくださった富士通の皆さまに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。