株式会社SHIFT訪問

2018年度秋学期第2回目のゼミでは、先週に引き続いての企業訪問として、株式会社SHIFT様を再訪しました。前回の訪問時と大きく異なるのは、野中ゼミ卒業生の髙木文弘君が今年4月から同社で勤務していることです。髙木君をはじめとした、同社の皆様の多大なるご支援とご協力のおかげで、今回も学生にとって学びの多い貴重な機会となりました。

はじめに、同社執行役員 兼 ビジネストランスフォーメーション事業本部 本部長 兼 人事本部 本部長の菅原要介様から、同社の強み、事業戦略、今後の展望、組織運営において心がけていることなどをお話しいただきました。「ソフトウェアの品質保証」という事業領域は多くの学生にとって馴染みがありませんが、これまで経営学部で戦略論や組織論を学んできたこともあって、菅原様のお話に納得と共感を持って聴き入っていました。

その後は4チームに分かれて、CAT検定受検、eta受検、社内見学、社員の方との座談会という4つのプログラムを並列で実施しました。CAT検定とは、同社がテストマイスターを採用するために開発・運用している検定です。また、etaとは、ITエンジニア候補を見抜くために開発された検定です。受検の結果、テストマイスターの採用基準をクリアしたり、ITエンジニア適性が見込まれる学生が出てくるなど、自分の思わぬ特性に気づくことができたようです。一方で、自分のスキルの弱い部分を知り、その改善について考える良い機会にもなりました。

社内見学ではR&Dセンターなどを見学し、集中して作業するための様々な工夫を直に見ることができました。また、座談会では個性豊かな社員の方々にご対応いただき、同社の仕事内容だけでなく、キャリア形成と会社選びの考え方など、多彩な話題をご提供いただきました。特に、幹部社員の方の自信に満ちあふれた話しぶりには、みな圧倒されるとともに、尊敬のまなざしを持って対話していたようです。

このような貴重な機会を設けていただきました株式会社SHIFT様に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。